- ラーメンってそのまま英語圏で通じるの?
- 酒って英語でも酒なの?
驚くことに日本語でそのまま英語圏の人も理解できる言葉があります。
しかし日本語はどの程度世界に普及しているのでしょうか?
海外で日本語を学習している人はアジアを中心に300万人以上といわれています。
ですがアメリカやヨーロッパで日本語を勉強している人は20万人程度とかなり少ないです。
西洋ではあまり普及していない日本語ですが、日本語の単語は英語の中で実はたくさん使われています。
私もカナダで生活していたときに色々な日本語がそのまま通じることに驚きました。
「ラーメン」とか「神道」とかの説明を英語でするときも日本語で通じれば、その意味を説明する必要はありません。
「RAMEN」と単語がそのまま通じる場合、ラーメンを知っているということなので、どんなものかということは説明不要です。
台湾
— @DMM英会話🇫🇷🇦🇷🇩🇪🇱🇹🇦🇲🇲🇬🇺🇾Shu (@games_shu) March 23, 2024
英語よりも日本語が通じる
日本語を話せる外国人は少ないですが、実はすでにいろんな日本語が英語の中で使用されているのです。
そこで今回は「海外でそのまま使える日本語」について紹介します。
読むと外国人との話が弾むようになりますよ。
海外でそのまま通じる日本語の食べ物・飲み物
日本の食のレベルは世界でもトップクラスです。
世界基準から比べてもダントツに清潔ですし、味に対するこだわりも申し分ありません。
日本人は食に誇りを持ち、食事に対する要求も高いのでどこのレストランで食べても一定のクオリティーがあります。
世界ではおいしいレストランはありますが、あまりおいしくないお店や衛生的でないお店も多くあるのが現状です。
値段、清潔度、味と見た目のクオリティーの平均点が日本ほど高いところはありません。
そのため日本に来たことのある人や日本を知っている人は日本の食文化にとても興味があります。
とりわけ和食は海外の料理から見ても独特で、興味深くうつるので非常に多くの食に関する単語が日本語そのままで使用されています。
独特な食べ物や食文化は英語では説明不可能なので、そのまま使用するほうが都合がいいのです。
わさび、すき焼きは有名ですが、dashi、umamiなども個人的にはとても有名だと思います。
特に海外の料理番組とかをみていると、とてもよく出てきます。
ダシや旨味は日本人だと普通ですが、海外の人には料理においてそういう発想や考えがないらしく、とても興味深いのだそうです。
日本人の発想だと昆布、魚、肉など何か出汁の出るものをベースにスープなどを作らないとおいしくありません。
そのため海外の料理を現地で食べると「出汁が全く効いていなくておいしくないな~」と思うことがありますが、“dashi”や“umami”という言葉が広がることで、世界中の料理がもっともっとおいしくなればいいなと思います。
他には日本独特の食材や飲み物なども有名なものであればすべて日本語で通じます。
海外でそのまま通じる日本語の伝統や文化
海外の人と話しているとよく日本の文化の話になります。
そのときも西洋の国の文化とか宗教感とかがかなり違うので、私は説明に困ってしまいます。
しかしむこうのほうから「shinto(神道)でしょ?」「zen(禅)でしょ?」と説明しなくても言葉と意味を知っていることがよくあって毎回驚きます。
私の経験上、日本人が思っている以上に海外の人は日本に興味があり、いろんな仏教のことや文化のことを知っています。
それはやはり日本の文化がそのまま日本語として英語圏で使用されているということも大きな原因でしょう。
以下は代表的な日本語そのままで通じる英語です。
この中でもkaraokeは間違いなくNO,1で世界に知れ渡っている言葉ではないでしょうか?
英語圏はもちろんですがアジアでも広く「karaoke」として使用されています。
初めてこの事実を知った時は「なんでカラオケって知ってるの?」と不思議に思っていましたが、まさかこの言葉が独り歩きして世界に知られているとは思いませんでした。
なにせカラオケ自体が日本独特なものとは思っていませんでしたから。
また”manga”もそのまま通じて便利な言葉です。
英語でいう”catoon comics”だと長いし、いまいちピンときません。
もちろん世界にもたくさんの漫画やアニメがあると思いますが、日本のものが突出してクオリティーが高かったので、mangaという言葉が広まったのだとおもいます。
今思うと日本の週刊雑誌で漫画を連載しているのは異常だとおもいます。
毎週5日くらいで話と絵の構成を作り、あの画力で描き切るのは相当な集中力じゃないとできないでしょう。
しかし、その努力があったから日本の漫画やアニメは世界一と評される文化になったのでしょう。
海外でそのまま通じる日本語のサブカルチャー用語
日本は昔からサブカルチャーやアニメは存在していました。
ところが当時の日本人はそれが海外の人にとってすごい価値があるものだとは思っていなかったようです。
私自身も海外に行くまで日本のドラゴンボールが本当に有名だとは思っておらず、半信半疑でした。
しかし、海外のテレビで普通に毎日ドラゴンボールが放送されているのを見てから考えを改めました。
そして、最近になって国をあげてビジネスとしてドンドン輸出されていきました。
そのおかげでアニメを通して日本に興味を持ってくれる人が増えて、日本人のイメージアップにつながっているとおもいます。
以下の言葉は主にアニメなどで多用されているため、そのまま日本語が英語圏で使えるようになりました。
ドラゴンボールやポケモンはもはや日本人より知っているかもしれません。
“kawaii“なんかも日本人が多用するので違和感なく使えるかもしれません。
海外でそのまま通じる日本語の意外なもの
他にはビジネス系や日本独自のものがあります。
今まではどちらかというと誇るべき文化のようなものが続きましたが、ビジネス系の中には少し残念なものも含まれています。
特にビジネス系はトヨタが世界に名だたる会社に変貌を遂げた影響が大きいようです。
アメリカのトヨタ関連企業だと日本語をよく耳にするはずですから。
”改善”がそのまま日本語で使われていることに驚きました。
日本人からしてもすごく大事な言葉で大事なことなのでいい傾向だとおもいます。
しかし、”過労死”や”残業”が日本語でそのまま使われているのは世界の中でマイナスイメージでしょう。
まじめすぎるというのも場合によってはよくないことです。
仕事もプライベートも大事にし、”改善”を繰り返してもっと日本全体で効率化できれば”過労死”や”残業”という言葉もなくなるかもしれません。
“津波”はマイナスイメージですが、被害がある海外の地域の人々にとってはすぐにイメージできて役に立つ言葉でしょう。
ニュースで「津波が来る!」とすばやく伝えたほうが逃げる人にとってはいいに決まっています。
【関連記事】
>>なぜ人は働くのか?もう一度仕事をする意味を考えよう。
まとめ
色々な日本語がそのまま使われていますが、英語は効率的かつ合理的なので、そのままの言葉で伝えたほうが早いからだとおもいます。
特ににその地域しかない食べ物の場合、いちいち英語で説明するのは時間がかかりますから。
でも日本語でそのまま通じることはどこか誇らしげな感じもします。
世界の中で日本が認められている感じがしてうれしいのかもしれません。
もちろん通じない言葉もあるので、相手が知らなかった場合は説明してあげましょう。
実際に通じるかどうかは現地で試してみましょう。
【関連記事】
>>格安航空券比較サイトおすすめランキング! 絶対に損しない!