Midjourneyとは誰でも簡単に作れるAIアートです。
「私めちゃくちゃ絵を書くのが苦手なんだけど。。。」という人も大丈夫。
絵はAIが書いてくれるので、あなたはどんな絵が描きたいかを入力するだけなんです。
それだけであなたが書いた絵がこの世に誕生します。
今後はブログやSNS用にイラストレーターへ絵を頼まなくてもいいかもしれません。
それだけで数万円の節約になります。
たとえば私が書いたものはこんなもの↓

こんな絵だってイメージをAIに入力するだけでできちゃう。
最大のメリットは自分の書いた絵として認められるところ。
あなたがAIにした命令はあなたが考えたオリジナルなものです。
「Midjourneyで作られた画像は、基本的にユーザー側がすべての権利をもつ。しかしMidjourneyが自由に使うことがあります。」というのがアメリカで判断です。
【Midjourney】とは?どうやって始めるの?
Midjurneyとはメッセージサービス「Discord」内の機能の一部です。
そのためまずはDiscordのアカウントが必要です。
始め方は以下の通り。
②「Discord」内で「Midjourney」に入る
③「Midjourney」内でAIに命令を出す
Discordというアプリのアカウントを作る
Discordとはアメリカのフリーのメッセージアプリでユーザー数は2億5千万人います。
日本では有名ではないですがアメリカでは有名です。
登録はメルアドとパスワードを設定するだけ!
「Discord」のアプリをインストール、もしくは公式サイト(https://discord.com/)からアカウントを作成します。
Midjourneyの登録
(https://www.midjourney.com/)へアクセスし、「Sign In With Discord」をクリックします。
そして「認証」します。
「認証」が終われば導入ページにアクセスし「招待を受ける」をクリックするとMidjourney内に入れます
MidjourneyをつかってAIに命令を出す

①「NEWCOMER ROOM」のnewbies-××のスレに入ります。
番号が何個かありますがnewbiesのどれでもかまいません。
②入った後はコメント欄に「/imagine」と入力すると③の「prompt」があらわれます。
コメント欄の上にpromptと書いたコメント欄がさらに表示されます。
③「prompt」の後ろにAIに書いてほしい絵のイメージを入力します。
英語のほうがいいのでGoogle翻訳で英語に変換してから貼り付けてEnterを押すと絵がでます。
完成した画像はMidjourneyのマイページ(midjourney.com/app/)でまとめて確認可能です。
ですので完成後に見失って、スレの中でやみくもに探さなくてもマイページに集約してくれています。
Midjourneyに命令した内容と絵の紹介
次からは実際にMidjourneyで入力した文章と絵を紹介します。
始めは4つの絵を提示してくれます。
そして気に入ったものやイメージに近いものは個別にダウンロードしてもいいし、新たな絵に更新することも可能です。
詳しい操作方法は他のサイトをご覧ください。
私のサイトでは初心者向けに命令文と雰囲気のみご紹介します。
世界一綺麗な城と海のコントラスト
The contrast between the world’s most beautiful castle and the sea.

すごく壮大で綺麗な絵が出てきてびっくりしました。
これを自分で書いたとは自分でも驚きです(笑
新しい国ができた人口わずか15人
A new country with a population of just 15

BLANKEY JET CITYのPUNKY BAD HIPという歌から抜粋しました。
抽象的すぎたのかはっきりしない絵が4枚でてきてしまいました。
Midjourneyは様々な専用コマンドが用意されていて、どの言葉に重きを置くかも指定できます。
今回の命令では「国」に重点を置くのか「人口」に重点を置くのかでもっとはっきりした絵になったでしょう。
この絵はどの言葉も指定していなかったのでぼんやりしてしまいました。
バスガス爆発。ゴッホ風
Bus gas explosion. Van Gogh style

Midjourneyはあらゆる画家やアニメーターなどのデータがあり、指定するとその作家風に描いてくれます。
今回はわかりやすくゴッホにしました。
どことなくゴッホの代表作「ひまわり」の黄色に色が似ています。
ロボットに支配された町。用心棒は強い。しかし大きなハンマーを持っているため動けない。たくさんの群衆がスモークに隠れている
A town ruled by robots. Bouncers are strong. However, it cannot move because it has a big hammer. A large crowd is hidden in the smoke.

どこまで命令を聞いてくれるのかにチャレンジしてみました。
抽象的な文ですが無視されている命令もあります。
あまりヒントや要素が多くても難しいようです。
きらめく宇宙でひらひら飛ぶ蝶。探している伝説の花は見つからない。流れ星を横目に星座を見る。
Butterflies fluttering in the glittering universe. I can’t find the legendary flower I’m looking for. Look at the constellations with a sideways glance at the shooting star.

この4枚も蝶と宇宙はその通りですが、流れ星がどこにもありません。
Midjourneyはまるで人みたいにクセがあるようです。
命令を工夫していかないといけません。
鬱蒼とした森の中で小さく見える殺人鬼。周りの人は平和そうに見えるが実は怖い。
A murderer who looks small in a dense forest. The people around me look like peace ministers, but they’re actually scary.

人物画が出てきました。
作成中は絵がぼんやりと浮かび上がってくるのですが、途中で「ゾッ」としました。
あまりにも怖いので4枚の絵の時点でやめました。
リアルな天の川に伝説の船が飛ぶ
A legendary ship flies in the real Milky Way

命令をシンプルにすると素敵な絵が書けました。
これでさっきの怖い殺人鬼を忘れられそうです(笑
巨大な工場で秘密に作られる武器。夜中に作業しているのでわずかな明かりしかない
A secret weapon made in a huge factory. I’m working at night, so there’s only a little light

命令が悪いのか駄作になってしまいました。
肝心の武器もないですし、のっぺりしたテイストになっています。
Midjourneyは煙や景色が得意なのかもしれません。
スチームパンク、スターライト、トカゲ、ロンドン
steampunk. Starlight. Lizard. London.

命令をシンプルで、かつ分かりやすく単語のみにしてみました。
文章にするより単語のみのイメージで命令すると綺麗な絵になりました。
でもスチームパンクの要素はどこ?
スチームパンク。スターライト。トカゲ。ロンドン。(2回目)
steampunk. Starlight. Lizard. London.

まったく同じ命令をした場合に絵にどれくらい違いが出るのかを検証しました。
同じようなテイストではあるもののまったく違う絵になりました。
かぶることがないことが証明されたので、自分が書いた絵として発表できそうです。(しませんが)
「Midjourneyとは何か?」まとめ

今話題のMidjourneyを触ってみましたが、夢中になってしまいました。
ネット上には色々綺麗な写真や絵がありますが、自分でAIに書かせたオリジナルな絵は世界に一つです。
これからの時代は絵が書けない人もイメージを操ることで絵が自由に書けるようになります。
絵が自由にかけると色々なSNSも個人発信で綺麗な絵があふれてきて楽しくなるでしょう。
絵が書けるようになると3DのアニメーションもAIで描けるようになるかもしれません。