- 「車の維持費が高くてつらい」
- 「車にあまりお金をかけたくない」
そんな悩みはありませんか?
もはや都市部では車は贅沢品で、車を持っているだけですごくお金がかかります。
しかし郊外に住む人や生活に必要な人はまだまだ多く、車は手放せません。
それに加えて日本の平均所得も年々低下していて生活が苦しくなってきています。
そのため必ず必要な車関連の費用はますます重荷になっています。
私も子供がいるので車が必要で、車関連の費用はとても高くて困っています。
しかし車関連の支出を最小限に抑えているので、贅沢品とは思っていません。
なぜなら車関連の費用はそれぞれの項目をきちんと見直すことにより上手に節約することができるからです。
そこで今回は「車の維持費の節約術6選」をご紹介します。

読むと車の維持費を最小限に抑えることができますよ
車の維持費の節約術6選
適度な大きさの車に乗る

まず重要なのが車本体のスペックです。
車のサイズや排気量によって車の維持費がかなり変わってくるからです。
排気量が大きければ大きいほど高くなります。
- 任意保険の金額
- 自動車税
- メンテナンス費用
- ガソリン代
そこでオススメなのは軽自動車です。
節約するなら、中古で燃費のいい軽自動車を購入しましょう。
軽自動車は軽いので燃費のいいものが多く、最近のものであれば機能も充実しています。
私も中古の軽自動車(N-BOX)に乗っていますが、非常に広く快適で気にいってます。
あと軽自動車は任意保険、自動車税が安くなりますし、メンテナンス費用も安い傾向にあります。
(参考:『自動車税・軽自動車税種別割|総務省』)
(参考:『自動車重量税額について|総務省』)
反対に大型車は燃費が悪く、メンテナンス費用も高いのでお金がかかる車になります。
電気自動車やハイブリット車の燃費は最高ですが、メンテナンス費がかなり高くなるのでトータルコストではやはり軽自動車の方が安くなります。
任意保険はネットで探す

法律では任意保険の加入の規定はありません。
しかし未加入だと事故の際の経済的リスクが非常に高いため、ほとんどのドライバーが加入しています。
ただし任意なので、自分で調べて好きな保険に入ることができます。
昔であれば車の購入先などに紹介してもらうか、知り合いの保険屋にお願いしていた人が多かったです。
しかし今はネットで探せばいくらでも安くて安心できる保険があります。
どの保険も補償内容も似たり寄ったりなのでできるだけ安いところを見つけましょう。
また保険金額は自分の年齢や運転歴、車種等によって様々なので、自分の条件にあった安いところで加入するのがオススメです。
また保険なので最安のところをただ選べばいいのではなく、サポートもきちんとしてくれそうなところを選択しましょう。
私も条件と金額を比較し、ネット保険に加入しています。
金額も安くロードサービスもついているので、補償内容に満足しています。
近隣の駐車場の最安値と立地を調べる

何も考えずに家の近くの月極駐車場に契約するのはやめましょう。
最近は日本全体では人口が減っているので土地が余り気味になっていて、空き地が増えてきています。
そのうえ空き地は駐車場になる傾向が強く、どこも価格競争が起きているので安いところがたくさんあります。
駐車場のオーナーも空きスペースになるより安くても入ってもらったほうがいいですから、すごく安くして駐車場を利用してもらっているところもあります。
ネットで「住所 月極め 駐車場」と検索すると簡単に周辺の月極め駐車場を調べることができます。
ネットで見つけてもいいですが、仲介業者のいない個人で貸し出しているところもくまなく探しましょう。
また自宅周辺の月極め駐車場のオーナーに電話をしましょう。
月極め駐車場のオーナーはご高齢の方が多いので、ネットにすべて情報があるとは限りません。
また、少しでも節約するには多少条件には目をつぶりましょう。
屋根がない、下が砂利、スペースが狭い等、妥協できるレベルを探しましょう。
このとき軽自動車ならある小回りも利きますし、狭いスペースでも停めれるのでかなり有利に働きます。
車の排気量をおさえて自動車税を節約

毎年4月1日時点の車の所有者に対しかかる税金です。
金額は車の排気量によって変わります。
結論だけ言うと軽自動車を持てば最低税率で済みます。
性能がほぼ同じの軽自動車かコンパクトカーかどちらか迷っている場合は、自動車税に関しては軽自動車に軍配が上がります。
以下のように0.5リットル刻みで税額が上がっていきます。
・1.5リットル以下 34,500円
・2.0リットル以下 39,500円 以下省略
しかし、軽自動車の場合は一律10,800円と定められています。
コレはお得ですね。
何もしなくても節約出来ますし。
(参考:国土交通省|自動車税 税額表)
メンテナンスはなるべく自分でする

まずは自分で出来ることは自分でしましょう。
オイルなどを自分で交換すると安くすみます。
自分で交換するのが難しい場合でも、交換だけを依頼できる整備工場に依頼すると安くすみます。
またタイヤの空気圧をこまめにチェックしましょう。
ガソリンスタンドなどでもタイヤの空気圧や調整を無料でしてもらえます。
タイヤの空気圧が減っていると車体に負荷がかかり、燃費も悪くなるからです。
私はこまめにガソリンスタンドの店員さんに空気圧を聞くようにしています。
そして車の重量を増やすとエンジンに負荷がかかるので余計な荷物を下ろすことを心がけましょう。
また急加速や急ブレーキなども車のエンジンに負荷がかかるのでよくありません。
エコ運転すればタイヤの摩耗速度も遅らせ、エンジンオイルも汚れにくくなるので交換タイミングを遅らせることができます。
車検はディーラーやガソリンスタンドではなくカー用品店で整備するのがオススメです。
オイルやタイヤなどを店舗で購入して交換だけしてもらえば安上がりですみます。
またカー用品店での車検は一般的にディーラーやガソリンスタンドより安い傾向があります。
しかし、メンテナンスの信頼度や地域差もあるので最終的には見積りを取って判断してください。
ガソリンを安く入れる

ガソリンの安い店と高い店を比べた場合はリッター10円位の開きがあります。
レギュラー満タンの場合、300円~500円の開きになるのでできるだけ安くガソリンを入れるというのは節約する上で非常に重要です。
しかし安い店が遠い場合、そこに入れに行くのはやめましょう。
ガソリンを安く入れるためにガソリンを多く使うのは本末転倒です。
そのためできるだけ自宅周辺や普段乗るルート上で安い店を探して、いつもそこで入れるように心がけましょう。
安く入れるコツは以下です。
- 「比較的安いセルフスタンドを使用する」
- 「ガソリンスタンド専用の割引カードを作る」
クレジット払いにすると単価が安くなるスタンドも多いです。
近所に特定のスタンドしかなく、選べない場合はできるだけガソリンを安くできる方法をスタンドの人に聞いてみましょう。
(参考:経済産業省 資源エネルギー庁|1.給油所小売価格調査(ガソリン、軽油、灯油))
まとめ

自家用車を持つことはとてもお金のかかることです。
大きな金額になるのでエクセルや紙に書き出してトータルコストを意識しましょう。
私はエクセルにすべての費用を書きだし、どうしたらお得に乗れるのかを試算して車を購入しました。
また見積もる際には何年間その車に乗るかも重要です。
燃費や本体価格により軽自動車よりコンパクトカーのほうが得なこともあります。
少しでも安くすませて快適なカーライフを過ごしましょう。