- 「あいつはケチだからつまらない」
- 「お金をつかわない人と一緒にいてもおもしろくない」
そんなことを聞くと嫌になりませんか?
しかし本当にお金をつかわない人はつまらないのでしょうか?
確かに、お金を使うことで面白いものを買ったり、素晴らしいエンターテイメントを楽しんだりすることができます。
お金を使うことで、さまざまな楽しみが得られるのは事実です。
では、お金をあまり使わない人たちはつまらない存在なのでしょうか?
最近、都会でどうやって遊べばいいのかわからなくなってきたwお金使わないと遊べないのってつまらないよ~
— 岩井有加 (@yuka_iwai) August 14, 2011
そこで今回は「お金を使わない人はつまらないといわれる理由」と「お金を使わない人でもおもしろくなれる方法」をご紹介します。
この記事を読むことで、お金にとらわれずに面白い人生を送るヒントが得られるかもしれません。
お金と使わない人はつまらないといわれる理由
ケチのイメージが悪いから
ケチという言葉は昔からネガティブなイメージを持たれています。
「デブ」という言葉が少し太っている人を軽蔑するために使われるように、ケチという言葉も少しお金を使わない人を見下すために使われることがあります。
そのため、「お金を使わない人=ケチ=つまらない」という考え方が生まれてしまうのです。
普段はケチでも、祝い事や友人のためならお金をたくさん使ってくれる人もいます。
しかし倹約家というだけでつまらない人のイメージになってしまうのです。
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すべてを我慢していると思われているから
お金を使わない人は、一般的に何もかもを我慢していると思われる傾向があります。
なぜならお金を貯める行為は、かなりの欲を抑えることが不可欠だからです。
「今月はたばこを吸う本数を我慢して貯金だ!」
「めんどくさいけどたまには弁当を作って貯金する!」
そんな感じで欲が大きい普通の人は、外食や嗜好品を我慢しないと貯金できない生活をしています。
しかしお金をあまり使わない人は元々欲が少ない人です。
そのため、特別な我慢をする必要なくて単にお金を使わないだけなのです。
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お金があるとできることが多いから
世の中はお金でできることがたくさんあります。
お金を使うと様々な体験やさまざまな物を手に入れることができます。
そのため、お金を使わない人は何も体験していないし、面白いものを持っていないと思われることがあります。
たしかにお金を使わない人は、お金を出して無駄な物を買うことはしません。
しかしこの世には、お金をあまりかけずにできることもたくさん存在します。
だからお金を使っていないからといって、何も体験していないわけではありません。
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一緒にお金を使って遊びに行けないから
お金をたくさん使ってしか遊ばない人にとっては、お金を使わない人はつまらない人に映るかもしれません。
高い食事に行くことやショッピングすることが楽しみな友達からすれば、つまらない人でしょう。
一緒に遊びに行っても、お金を出すことができないし、楽しくないと感じるため友人関係が疎遠になるかもしれません。
人はみんな自分自身の価値観で他人を評価する傾向があるため、このような人にとっては「つまらない人」として扱われてしまうのです。
お金を使わない人でもおもしろくなれる方法
いろんな体験をする
今では、お金を使わなくてもさまざまな体験をすることができます。
ボランティア活動に参加することや、地域の活動に関わることもいいかもしれません。
また、SNSを通じて外国人と交流することや、海外と無料でテレビ電話をすることも可能です。
金額と体験の楽しさは比例するわけではありません。
高価なものほど面白いとは限りません。
例えば、スカイダイビングをお金を払ってしたいと思う人もいれば、したくないと思う人もいます。
なにを楽しいとするかは人それぞれなので、金額にとらわれずに自分が楽しいとおもった体験をしてみましょう。
お金を使わない趣味をもつ
趣味はお金がかかるイメージですが、お金がかからない趣味もたくさんあります。
最初に道具や装備を購入する必要があるものもありますが、その後は無料で継続することができます。
趣味は単に楽しいだけでなく、同じ趣味を持つ仲間ができることがあります。
そのため、つまらないというイメージを変えたいのであれば、お金を使わずに楽しめる趣味は最適です。
無料でエンタメを見る
「お金を使わないからおもしろいエンタメに触れられない」というのは昔の話です。
今はネットを通じてさまざまなエンタメが無料で楽しめます。
例えば、YouTubeやABEMA TVなどが無料の映像コンテンツはたくさんあります。
またよりクオリティの高い有料のサブスクリプションチャンネルも存在します。
そしてその多くが30日間無料で体験できるので短期間であれば見放題です。
映画や有料コンテンツなどを無料で見たい場合は、30日後に解除すればいいだけなので、一旦登録してお金を使わずに動画を楽しみましょう。
いろんな人と交流する
お金を使わなくても人と交流するのは無料です。
人は周りにいる人に影響を受けます。
悪い友達が周りにいれば自分も悪くなりますし、おもしろい人ばかりならあなたもおもしろい人になれます。
ですのでいろんな人と交流すれば「お金をつかわない人はつまらない」とは言われません。
なぜならいろんな人と交流すれば、あなたはたくさんの知識や経験を知っているおもしろい人になれるからです。
例えば、ボランティア活動で外国人に日本の街を案内することも刺激的な経験になります。
また、SNSを通じていろんな人とやり取りをすると、情報や知識もたくさん得ることができます。
おもしろい仕事をする
仕事は無料でできます。
むしろお金がもらえます。
そしておもしろい仕事をする人はおもしろい人が多いです。
日本は「職業選択の自由」というものがあって、どんな仕事も自分で選ぶことができます。
お金をつかわない人はつまらないと言われるのであれば、おもしろい仕事をしましょう。
ただし、他の人からおもしろいと思われなくても、自分自身がその仕事をおもしろいと感じているのであれば十分です。
自分がおもしろいと思って仕事をしているとつまらない人とは言われません。
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お金を使うところを限定する
現代人はまったくお金を使わずには生活できません。
ですのでお金を使わない人でもどこかではお金を使っています。
ただし、お金を無駄に使うのはもったいないです。
そのため、使うべき箇所を限定して使うことが大切です。
そうすることでお金を使わない人とも思われないですし、少額の出費で効果を得ることができます。
具体的にはお世話になった人や大事な人だけにお金を使うことにしましょう。
たくさんの人にお金を使う必要はありません。
まとめ
世の中を見渡すとお金を使っている人でもつまらない人や、お金を使わないけどおもしろい人もいます。
ですから、「お金を使わない人はつまらない」という言葉に惑わされずにいましょう。
あなたがおもしろいとおもっていればおもしろいのです。
むしろお金を使わずに楽しめていることに誇りを持ちましょう。
そう思える人はお金だけが楽しみの基準ではなく、自分自身の魅力や趣味、人間関係など、様々な要素で楽しむことができるのです。
お金に惑わされずに充実した人生を送りましょう。