水道は毎日使うので、どうしても節水するのは難しいとおもいがちです。
しかし逆にいうと毎日使うので一回に使う量を少しでも減らすと、毎日コツコツ節約することがでっきるので、結果的に大きな金額を節約できます。
そこで今回は「節水すべき場所」と「簡単に水道代を節約する方法」をご紹介します。

読むと簡単に水道代を減らすことができます。
家のトイレの節水

洗浄レバーの「小」を賢く使う
トイレを流すレバーには”小”と”大”があります。
しかし、めんどくさがりの人はすべて”大”で流してしまい、非常に水がもったいないです。
トイレにより水の量に差がありますが、小はだいたい6リットル、大はだいたい8リットルとなっています。
その差は2リットルです。
ですので“小”でも流れるのに”大”で流すと2リットルの水が無駄になってしまいます。
トイレは一回に使う水の量が多いので、水を流す際は少し意識して大小を使い分けしましょう。
ペットボトルをタンクにいれる
もっと節水したい場合はトイレのタンクに水をいれたペットボトルを沈めましょう。
沈めた分の水は、浄水レバーを下ろしたときに流れないので、その分節水になります。
ペットボトルをいれすぎると水量が少なすぎてトイレが流れないので500mlのペットボトル1本か2本がおすすめです。
一度いれるだけで節水量が大きく、確実に節水できるのでおすすめです。
子供と一緒に用をたす
お子さんが乳幼児の場合は、おむつのウンチなどをトイレの中にいれます。
そして、流さずにそのまますぐに大人がその上からトイレをすまして、一緒に流すとかなりの節水になります。
幼児だとおしっこをトイレでさせて、その上から大人がトイレを済ませれば水量を1/2にできます。
子供が大きくなると教育上よくないのでしないほうがいいですが、子供が小さいうちは大人も一緒にできて効率的です。
家のお風呂の節水

湯船のお湯で体を洗う
湯船のお湯で頭や体を洗うように心がけましょう。
シャワーで頭や体を洗ってから、湯船につかって、そのままおふろから出ると湯船のお湯は結局すべて流すことになります。
ですので洗う順番に気をつけて、湯船にためたお湯をできるだけ有効利用できるようにお風呂に入りましょう。
するとシャワーを使わなくてもお風呂にはいれるのでシャワー分の水は節水できます。
家族で入る場合は、最後に入る人は湯船のお湯を使うというルールにすれば有効利用できます。
節水シャワーヘッドに付け替える
お風呂のシャワーを節水用のヘッドに替えるだけで大きく節水できます。
節水用のシャワーヘッドは水の排出量を50~70%くらいにおさえられます。
しかもシャワーを浴びても水量や水圧が低いとは感じないくらい快適です。
ホームセンターなどで売っていて、自分で簡単に交換可能です。
誰かと一緒に入る
お風呂はできるだけ家族で入りましょう。
1人づつ入れば人数分だけ水を使いますが、家族で入れば水の使用量を節約できます。
例えば1人がシャワーで泡を流し終わったら、すぐにもう1人がそのままシャワーを使えば、シャワーを出したり締めたりしない分、水が節約できます。
またお風呂につかる時も一緒につかれば、1人で入る時よりもお湯が少なくてすみます。
家の洗濯の節水

まとめて洗う
洗濯はできるだけまとめて洗いましょう。
まとめてあらうと洗濯する回数が減るので、結果的に使う水の量を減らすことができます。
毎日洗濯するのが日課だと量を気にせずに洗濯している家庭もあるかとおもいます。
一度、洗濯する量をみて、洗濯槽に3~4割しか洗濯ものがないのであればまとめ洗いする方法を検討したほうがいいかもしれません。
生活スタイルによって毎日洗濯する必要があるものとそうでないものがあると思いますので、うまく組み合わせて、洗濯をまとめてできるようにしましょう。
風呂の湯を利用する
お風呂に使ったお湯を残しておいて、洗濯するのに使いましょう。
バケツか洗面器があればお湯をすくって洗濯機に入られます。
しかし、すくって洗濯機に運ぶのは床が濡れるますし、結構重労働です。
そんな時は「風呂水ポンプ」を使いましょう。
お風呂と洗濯機をホースでつなぐと水を吸い上げてくれる商品で、2,000円程度でホームセンターで手に入ります。
新しい洗濯機を買う
今使っている洗濯機が古いのであれば新しい洗濯機に買い替えましょう。
最近の洗濯機は昔のものに比べ、少ない水で効率的に洗濯してくれます。
ですので無理して節水しなくても、洗濯機を買い換えるだけで効果抜群です。
しかし、今使っている洗濯機がそんなに古くない場合は節水効果が同じくらいかもしれないので要検討です。
家の台所の節水

キッチンペーパーでお皿を拭く
洗い物の水を節約するには皿を洗う前に汚れを取っておきましょう。
食事で使ったティッシュやキッチンペーパーでカレーやソースなどの汚れは拭くと効率的です。
なぜなら汚れが多いお皿を洗うのは水を使う量が多くるからです。
でうので洗う前にお皿をきれいな状態にしておくことで節水につながります。
食洗器を使う
食洗機を利用すると手洗いより水の使用量が少なくてすみます。
食洗機は狭い空間でお皿を一気に洗うので、1枚1枚手で洗うよりも水が少なくても洗うことができるからです。
また食洗機に入れる前に汚れを落としておく必要がありますが、さきほど紹介した方法のキッチンペーパーなどで事前に汚れを拭いておくと効果的です。
食洗機に入れる前に、水を大量につかって汚れを流してしまうと節水効果が弱くなるので、水をなるべく使わずに汚れをさっと落とし、食洗機へいれましょう。
水道の元栓を閉める
水道の元栓を閉めることで、水道から出てくる水量を少なくできます。
元栓で水量を少なくしておけば、水道のレバーや蛇口を全開にしても水量がたくさん出ることはありません。
水道の元栓は水道の根元にネジ穴のようなところがあるか、シンクの下に蛇口みたいなものがあるはずです。
それを少し絞っておけば水量が元から少なくなります。
家の洗面所の節水

洗面器で洗顔する
洗面所で顔を洗う時は水を流しっぱなしにしていませんか?
泡が顔や手についている時も水を流しっぱなしだと非常にもったいないです。
そんな時は洗面器を使って水をためてから顔を洗うようにしましょう。
たまった水を繰り返し使うことになるので、節水できます。
しかも水を流しっぱなしの時より、落ち着いて顔を洗うことができるのでお肌にも良いです。
シンクに水をためて洗う
洗面所で何かモノを洗うときはシンクの栓を必ず使用しましょう。
水を流しっぱなしで洗剤をつけて洗い、そのまま水を流しっぱなしですすぎをすると使用する水の量がとても多くなってしまいます。
洗剤をつけて洗う時のシンクの栓をして、しっかり水の中でもみ洗いしたほうが汚れも落ちます。
すすぐときもシンクに水をためてすすいだほうがよりきれいに洗剤を落とすことができます。
節水コマに交換する
水道のパッキンの所についているコマを節水コマに変更するだけで、水量を少なくできます。
そうすることで水道をひねっても出てくる水の量が自然に少なくなるので節水できます。
ちなみにコマとは、水道の中にパッキンなどと一緒に入っている水量を調節する部品のことです。
ホームセンターなどで必ず売っていて数百円で購入できます。
コマは単純な水道の形状なら自分で簡単に交換できますが、少し変わった水道の形なら交換するのが難しいかも知れません。
その場合は水道の写真を撮って、コマを購入する時にホームセンタの人に相談してみましょう。
「家の水道の節水方法」まとめ

水は毎日使いますが、工夫しだいで使う量を最小限におさえられます。
水を使う時に少なくなるように意識するよりも、トイレタンクにペットボトルを入れたり、元栓を絞ったりして、元から出る水量を少なくしておくのがコツです。
そうすると何も意識しなくても節水になり、毎日節水していることになるので水道代も安くなります。