飛行機で寝れなかったから旅行中に眠くて仕方がなかった人
飛行機は何時間もじっと座っていなければならずつらいものです。
しかし寝ることができれば時間を有効活用できます。
ですので旅行に行くのであれば必ず飛行機の中で寝ておきたいものです。
しかしいざ飛行機にのるとなかなか寝られず、目的の場所に飛行機が着いてからとても眠くなったりします。
私も以前はなかなか寝ることが出来ませんでしたが、飛行機に乗る回数が増えるにつれて飛行機で寝る方法を身につけることができました。
そして、海外に90カ国以上いった今ではどんな飛行機でも寝られるようになりました。
今回は旅行にいくときの飛行機でぐっすり寝れる方法をご紹介します。
飛行機の中で寝る体勢を整える

寝るためには寝る体勢を整えることが大切です。
体勢が悪いとどんなに寝ていい状況でも寝れなくなってしまいます。
まずは体勢をしっかり整えて寝る準備をしましょう。
リクライニングシートを後ろに倒す

飛行機で寝るにはリクライニングシートは絶対に倒す必要があります。
シートを倒す時はトラブルがないように後ろの人に断りを入れて倒しましょう。
後ろの人がすでにリクライニングしていれば声掛けしやすいです。
また倒すときは少しでも身体がリラックスできるようにできるだけ深く倒すと寝付きが良くなります。
快適な服を着る

寝るときは快適な服装で飛行機に乗ればより寝やすくなります。
ですので旅行先の宿で着る予定のパジャマや部屋着を飛行機内で着るようにしましょう。
パジャマは可動域が大きく、肌触りのいい服がオススメです。
逆にゴワゴワしたジーパンのままとか短いスカートを履いていると落ち着かなくてなかなか寝付けないでしょう。
機内で着替えるのは難しいので必ず搭乗前の空港で着替えたほうがいいです。
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サンダルを履く

靴を履きっぱなしだと寝付きにくくなります。
とくに飛行機では足がむくむので靴を履いていると足がパンパンになってキツくなってきます。
ですので靴を脱いでサンダルがスリッパを履き替えて寝る体勢を整えましょう。
サンダルを持ってきていない人は飛行機でもらえるペラペラのスリッパでも充分リラックスできます。
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窓側の席で寝る

ぐっすり寝たい人は必ず窓側に座りましょう。
理由の1つは通路を通る人にあたったりして起こされることがないからです。
飛行機の通路はCAさんが通ったり、トイレに行く人が通ったりして、通路側の人に触れてしまうことが多々あります。
飛行機の通路は非常に狭いので通る人の何かがあたってしまうのです。
窓際がいい理由の2つめは寝る体勢をとることができるからです。
窓側は窓の壁に寄りかかって寝ることが可能です。
長時間動けない状態では眠る体勢のバリエーションが多い方が有利です。
ネックピローをつける

ネックピローが必要な人は必ず持っていきましょう。
どんなに状態でもこれがあれば寝れる人が一定数います。
普段使わない人も寝る体勢のバリエーションのひとつとして持っておくと安心です。
その場合、空気でふくらますタイプのネックピローを持っていると荷物のジャマになりません。
またビーズタイプのネックピローであればマクラやクッションの代わりにもなるので色んな体勢を作れます。
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フットレストを使う

足が届かない人は座席下にあるフットレストを出して寝る体勢を整えましょう。
飛行機のフットレストに足が届かなかったり、フットレストが自分に合っていないときは自分の手荷物の上に足を置きましょう。
また自分の荷物に足をのせるときは荷物が汚れるので靴を脱ぎましょう。
荷物は中身を整理し、踏んでもいい状態に整理してのると安心です。
寝る前に飛行機のトイレで歯を磨く

寝る前に歯を磨いておくとスッキリと寝ることができます。
とくに食べ物を食べた後に歯を磨かないと気持ち悪い人は、そのまま寝ることは難しいです。
口の中が気になってしかたがないので、寝る体勢をとっていてもなかなか寝付けません。
飛行機のトイレで磨くのがイヤな人は機内では何も食べず、空港でハミガキをすませておきましょう。
寝るときの気持ちというのはとても大事で、眠るときには気になることを全て解消しておかないと寝れなくなります。
寝るときの温度を調節する2つの方法

快適にするためには温度調節が不可欠です。
しかし、飛行機は不特定多数の人が乗っているので自分の希望の温度にすることはできません。
そのため自分で体温調節できるように工夫しましょう。
機内でブランケットを借りる

飛行機は非常に寒いことが多いです。
そのためCAさんに必ずブランケットを借りましょう。
離陸後はCAさんが忙しくてなかなか来てもらえないので、搭乗してすぐに声をかけておくとすぐにもらえます。
またLCCなどではブランケットがないところもあるので必ず「乗る飛行機でブランケットが借りられるかどうか」を事前に調べておきましょう。
なければ薄くてもいいので自分でブランケットの代わりになるものを準備しておくと便利です。
上着やひざ掛けを使う

飛行機の中は寒いので上着があれば便利です。
上着は柔らかくて着心地がよいものがオススメです。
場合によっては膝にかけたりできる方がいいので軽いダウンやフリースがオススメです。
ひざ掛けはブランケットが飛行機にない場合に使用しましょう。
また飛行機で使用しなかったとしても、電車やバスなどでも使用できるので寒がりな人は持っておいたほうがいいでしょう。
音をシャットアウトする2つの方法

寝る環境にするには周りの音や飛行機のアナウンス音、エンジン音をシャットアウトする必要があります。
そうしないと非日常の音がひっきりなしに聞こえるので、気になって寝られなくなるでしょう。
寝るときは耳栓をする

無音状態にするには耳栓がオススメです。
特に低反発タイプの耳栓だと耳の穴にしっかりフィットするので本当に無音状態になれます。
ただし耳の形は人によってかなり違うので低反発式が合わない人もいます。
お気に入りの耳栓を持っているのであればそれが一番です。
また飛行機で配られるアメニティで耳栓があったりもするので忘れた人は要チェックです。
眠れる静かな音楽を聴く

耳栓が嫌いな人はイヤホンで音楽を聞くのもオススメです。
音楽は自分が眠れる曲を聴きながら寝ることができます。
私は静かなバラードやオルゴールが眠りを誘い、聞いていると眠たくなってきます。
またホワイトノイズというノイズ音も眠りを誘うといわれているのでYoutubeで調べてみましょう。
機内で明るさを調節する3つの方法

飛行機では機内のライトがついたり消えたりするので、対策なしでは快適に寝ることが難しいです。
ですので音だけでなく光もコントロールできれば簡単に寝付くことができます。
アイマスクをする

アイマスクをすると視界を本当に真っ暗にすることができます。
ですので明かりが気になって眠れないという人はアイマスクをしましょう。
注意点として市販アイマスクは誰でも合うようにフリーサイズ(大きめ)になっています。
その場合、耳の引っ掛けるところを結んで短くし、自分のサイズに合うように調節しましょう。
そうすればしっかり光が入ってこない状態にできます。
またアイマスクを忘れた人も飛行機で配られるアメニティにある場合が多いので確認してみましょう。
サングラスをつけっぱなしにする

アイマスクがない人はサングラスでも代用できます。
サングラスをかけて寝るだけなので、アイマスクが恥ずかしい人にもオススメです。
またアイマスクと違い、目を開ければすぐにモノが見えるので防犯上も優れています。
アイマスクに比べれば少し明るいですが、それでも暗いので何もしないより寝られる環境を作ることができます。
より視界を暗くして寝る体勢にするためには、色の濃いサングラスがオススメです。
パーカーのフードを深くかぶる

アイマスクもサングラスも持ってない人はフードを深くかぶりましょう。
フードは暗さを確保できるだけでなく、頭の寒さも防ぐこともできます。
また耳を覆うので音もある程度ふせぐことができるのでおすすめです。
あまり小さいフードだと目の上の高さまでしかフードが覆えないので、大きめのフードが適しています。
身体を眠たい状態にしておく4つの方法

どれだけ外側の環境を寝られる状態しても、身体の内側で寝る準備ができていないとぐっすり寝ることはできません。
寝たいときは身体を眠たい状態に意識的にもっていくことが大切です。
寝不足で飛行機に乗る

寝不足のまま旅行にいくと飛行機でぐっすり寝ることができます。
前日の睡眠時間を少し短くするのがオススメです。
前日の睡眠時間が長すぎると飛行機で寝れなくなりますし、短すぎると飛行機で寝れなかった場合、旅行先に着いてからとてもしんどくなります。
家では5~6時間だけ睡眠しておくといいでしょう。
そして飛行機の中で1~2時間寝れたら完璧です。
薄暗い飛行機のなかで本を読む

飛行機の中で本を読み、集中することで眠気を誘います。
飛行機の中は暗いので目が疲れてきて眠くなる効果もあります。
できれば漫画ではなく小説のような活字だけの本が最適です。
漫画だと頻繁にページをめくる必要があるのでその度に目が覚めてしまいます。
また電子書籍だとブルーライトで目が冴えてきてしまうので、小さな文庫本がいいでしょう。
飛行機に乗る前にストレッチする

搭乗前の空港でストレッチしておきましょう。
身体を伸ばし血行を良くすることで、飛行機に乗った時リラックスできます。
そして身体のコリがほぐれた状態になり、ぐっすり寝られます。
飛行機の中は狭くて身体を伸ばすことができないので、必ず乗る前に行っておきましょう。
コーヒーを飲んだりお菓子を食べたりしない

コーヒーにはカフェインが入っており、眠気を覚ます効果があります。
ですので飛行機で寝たい人は飛行機のなかではコーヒー以外を頼みましょう。
またお菓子や間食も眠気を覚ます原因となります。
いつまでも食べ物が胃にあるとその食べ物を消化することに身体は力を使うため、寝ることに集中できなくなります。
そのため消化活動が終わるまで身体が寝る体勢を整えることができません。
乾燥しないようにする2つの方法

飛行機はエアコンが効いているので非常に乾燥します。
乾燥に弱い人はクチビルや、指などがひび割れて不快な状態になります。
そうなると寝れなくなるので快適に寝るために乾燥対策が必要です。
マスクをつけて口と喉の乾燥を防ぐ

マスクをしていると自分の息で高温多湿となり、口周りの乾燥を防ぐことができます。
またマスク内の湿度が高くなるため、喉の乾燥も防ぐことができます。
その上、顔の半分がマスクで覆われるので顔が冷えるのも防ぐことができます。
マスクは乾燥を防いで暖かな状態を保つことができるので、マスクをしていると快適に寝ることができます。
手や口にワセリンやクリームを塗る

乾燥がひどい人はワセリンやボディクリームで乾燥を防ぎましょう。
飛行機の中は外に比べてとても乾燥しています。
クチビルや指先などひび割れしやすいところを中心に塗っておきます。
搭乗するとあまり荷物をガサゴソ探すことができないので、搭乗前にしっかりと全体に塗っておき、搭乗後は少しづつ塗り直すのがオススメです。
「飛行機で寝るための対処法」まとめ

旅行中に飛行機で寝ることはとても大切です。
なぜなら移動時間に寝ることができれば、観光することに体力を温存しておけるからです。
ですので飛行機のなかでは快適に寝れるように万全の準備をしておきましょう。
また快適に寝るためには自分にあったグッズを選ぶことも重要です。
そのため旅行が決まった時点で移動中の快眠グッズを揃えておくと安心です。